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水道料金の仕組みと計算方法−目次
基本料金と従量料金水道料金は、毎月決まった金額が請求される、いわゆる基本料金と、使用した水の量に応じて請求される従量料金の2つから成り、それらを足した料金が、毎月契約者に請求されます。 この内基本料金は水道メーターの口径によって料金が定められていて、月によって変わることはありません。一方従量料金は、使用量に応じて料金単価が変わる段階料金となっていて、沢山使うほど[1m3]当たりの料金単価が高くなります。 メーターの口径とは?
基本料金算定の要素となるメーターの口径とは、契約者の建物や敷地に水道管を引き込むために取り付けられた、水道メーターの大きさ(太さ)の事で、水道メータに記載されています。 一般的な住まいの水道メーターの口径は、13mm、20mm、もしくは25mmと様々です。右の表から分かるように基本料金はメーターが大きくなるほど高くなります。 基本料金はメーター口径300mmまで、細かく設定されていますが、一般家屋等では、30mm以上のメーターが取り付けられている事はほとんどありません。また、水道メーターの口径は、建物の大きさや水道管の埋設具合によって、法令により定められていて変えることはできません。 料金の計算方法水道料金は、上で解説した基本料金と、従量料金を足すことで計算できます。
従量料金は、段階的に料金単価が設定されていますので、計算は少し複雑です。東京都の場合は右の表のように料金が設定されています。 例えば、口径20mmで1ヶ月に24m3 を使用すると、
東京都の場合は「11m3」を超えると一気に単価が上がるので注意が必要です。「10m3」を超えないことが水道料金節約のポイントになるかもしれません。 [ m3 ]立方メートルとは?解説が後になりましたが、水道使用量の単位[ m3 ]とは、「立方メートル」「立米(りゅうべい)」と読みます。一般的に水は[リットル]で計算しますので、ピンとこないかもしれまん。 [ m3 ]は100cm×100cm×100cmの容積ですから、[リットル]に換算すると1000リットルということになります。 風呂の浴槽がおおよそ200リットル程度ですから、5日風呂に入ると[1m3 ]を使用したことになります。 地区によって違う水道料金水道料金は地域によってかなりの差が見られ、一番安い地域と高い地域では、なんと10倍の差があります。これは地域によって、ダムなどの水源、降水量、水質などが異なるため、飲み水として浄水するためのコストに差があるためです。 静岡、愛知、長野などが全国的に安い地域と言われています。これはどうしようもない事ですからあきらめるしかありません。普段から節水を心がけましょう! |
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