節水マニュアル

 節水する理由

はじめに

現在、日本をはじめ先進国で生活する人は、蛇口を開ければ水が出ると言うことが、当たり前になっています。特に、若い人なら生まれた時からそういう環境で育ってきたのではないでしょうか？ では、その当たり前に使っている水が使えなくなったらどうしますか？ 日本では夏場、水不足のため一時的に断水を強いられる地域もありますが、四六時中の断水など想像もつかないでしょう。しかし、そういう状況になる可能性はあります。そしてそれは突如おとずれます。

大地震を教訓に

私の住んでいる、兵庫県を襲った、阪神・淡路大震災(1995年)がそうでした。飲料水こそ支給される物の、トイレ、風呂といった生活水が供給されない地域が沢山ありました。 突如、風呂に入れなくなったら、トイレが流せなくなったらどうしますか？

「そんな、明日、起こるか起こらないか分からないような事・・・」と思われるでしょう。そう思のが自然です。実際、身近で阪神・淡路大震災をリアルに体験した私でさえ、 明日急に水が使用できなくなるとは到底思いません。私が言いたいのは、「天変地異」に備えろと言うことではなく、水は生命に関わる限られた資源で日常から大切に使う努力をしようということです。

一人の努力でも改善される

世界には、干ばつのためほとんど水が使えない地域があります。先でも述べましたが、日本でも水不足のため一時的に断水される地域もあります。 一人でも多くの方が限られた資源である水を、大切に使うように心がければ、これらの問題も少しずつ改善されると私は考えます。 これを読んでいる方は、少なかれ節水に興味をお持ちだと思いますが、このホームページでは様々な節水方法を紹介していますので、是非チャレンジしてみてください。

家計もプラスに

なんだか仰々しく始まりましたが、節水にはもう一つメリットがあります。節水すると言うことは、もちろん水道料金が安くなり家計にもプラスになります。 家計のために節水すると言うのもアリでしょう。でも、どんなにお金持ちになっても継続してくださいね。