中古車ショップ徹底攻略−目次
価格査定の要素とポイント
中古車の売値、買値を決める価格査定。その査定は次のような要素で決められます。
1、走行距離−少ないほど高い
走行距離は自動車の寿命そのものです。自動車の年代よりも走行距離を重要視して購入した方がよいでしょう。
2、車検の残り期間−多いほど高い
普通乗用車の車検は、初回3年、以降2年毎に一回です。貨物車、トラックは1年毎に一回です。
3、外装及び内装の傷み−少ないほど高い
走行に支障のない、外装及び内装の傷みなど気にしないというのであれば、安く購入できます。
4、人気車種か否か−需要が多いほど高い
この要素は、自動車の寿命と直接関わりがないにもかかわらず、値段を大きく左右します。
中古車ショップにとって「人気車種か否か」イコール「需要があるか否か」値段を大きく左右するのも当然です。
しかし、「人気車種か否か」など車愛好家以外は何の得点もない要素でしょう。
5、オプション−品物による
オーディオ、カーナビなど、どの人にも必要性が高いオプションパーツは値段が高くなりますが、
エアロパーツなど、一部の愛好家にしか需要がないような物は逆に査定が低くなるようです。
また、純正品の方が値段が高くなるようですが、これはショップによるようです。
中古車ショップの流通
中古車ショップの流通は、他の商品と違い少し複雑です。自動車がよく売れるのは、2月から4月。 年度が替わり、就職先が決まった人が通勤のための自動車を買ったり、学生が卒業してとりあえず中古車を買ったりするため、 この時期は一気に需要が増えます。
逆に、10月から12月は、資金調達のため自動車を売る人が増えます。 つまり、中古車ショップでは、10から12月に中古車を沢山仕入れ、2月から4月で一気に売り込む図式が成り立ちます。
そしてここからは、私の経験になりますが、中古車を買うに一番適した時期は4月下旬から8月頃までです。
4月の上旬ぐらいまで、比較的自動車が売れやすい時期は、価格は高いし値切りにもあまり応じてくれません。 また、仕入れ時期の10月移行は、販売にはあまり力を入れていません。
4月下旬から8月頃までならば、販売時期に売れ残った中古車などを比較的安い価格で購入することが出来ます。
目に見えない要素
中古車は、上記の査定要素以外にも見えない要素がかなりあります。例えば、前オーナーがどのような扱いをしていたか。 暖気をしていたか、定期的なオイル交換をしていたか、車庫で保管していたか、などの目に見えない要素が寿命を左右します。
しかし、これは調査のしようがないので、アタリを引くかハズレを引くか一種の博打的要素があるといえます。 それゆえ、後々のメンテナンスも考慮し出来るだけ信頼できるお店で買うことをオススメします。 安いからといって、購入すると思わぬ落とし穴があるかもしれません。
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