エアコンの節約−目次
※このページの最終更新日:2010/10/30
※金額等の情報は、(財)省エネルギーセンターの資料を参考にしています。
使用頻度を少なく
節約効果:★★★★
エアコンは最も光熱費が高い冷暖房器具です。冷房器具は代用品が少ないですが、暖房器具なら代用品がいくらでもあります。特にエアコンによる暖房は、極めて電気代が高いので、できるだけストーブ等の代用品を使いましょう。
※エアコンの代用品による節約術はエアコンを使わない節約で紹介しています。
「省エネ」タイプで節約
節約効果:★★★★★
これはエアコンを購入する時の節約術です。エアコンを購入するときは、今後の電気代のことを考えて省エネタイプの物を選ぶようにしましょう。エアコンによって省エネ性能には大きく差があります。安いからといって安易に買うと、後々電気代で泣くことになります。
省エネタイプには下のロゴが付いています。
省エネ達成率とエネルギーの消費効率の表記をチェックし
部屋の大きさにあったエアコンを選ぶようにしましょう。省エネ製品については省エネ製品の選び方で詳しく紹介。
エアコンの選び方
節約効果:★★★
エアコンは家電の中でも結構高額な買い物です。よく選んで買うようにしましょう。
まず、「6畳用〜8畳」などの表記がありますので、部屋の広さにあったものを取り付けると効率が良くなります。部屋が広くなる程、エアコンが高くなりますが、小さいタイプを買うと後で電気代がかかることになります。また、エアコンのフィルターは、定期的な清掃が必要なので、取り外しやすい物を選ぶといいと思います。
※家電選びの知恵も参考にしてください。
フィルターの清掃
節約効果:★★★★
フィルターが汚れていると、エアコンの効果が十分に発揮できないため、余計な電力がかかります。きれいなフィルターと目詰まりしたフィルターとでは、1シーズンで約700円程度、電気代に違いが現れます。シーズン中は、月一回を目安に掃除すると快適に動いてくれますよ。
※清掃には風呂の残り水を使い水道代も節約しましょう→お風呂の水を節水
すだれと雨戸を使う
節約効果:★★★
最近は、あまり雨戸を閉めて防犯する必要も無くなり、台風でもこない限り、閉めることの少なくなった雨戸ですが、 冷暖房の節約という意味では効果があります。冬場の保温効果はもちろんのこと、夏でも昼間に冷房を入れる際は雨戸を閉めるようにすると、直射日光を防ぎ冷房効果を高める効果があります。
ところが、雨戸を閉めると、少し涼しくなってきた時や、換気したい時などに雨戸を開け閉めする手間が、少々面倒ですよね。
そこで活用できるのが、すだれです。すだれだと直射日光を防いで風だけ通してくれます。鉄製の雨戸だと、夏場逆に熱がこもってしまう場合もあるので、そんな時にも自然素材のすだれを活用すると良いかもしれません。夏にすだれと、風鈴、ついでにカキ氷で気持ちも涼しくなりますよ
カーテンを使う1
節約効果:★★★
窓につけるカーテンは、通常、裾(すそ)が床に被らないように1〜3センチ隙間を開けて取り付けるのが一般的です。
ところが、この付け方は冷暖房効率の事を考えるとあまり好ましくありません。隙間が空いていると冷たい空気が入ってきて暖房を使う時にはかなり効率が悪くなります。見た目は少し不細工ですが、床に少し被せるぐらいのほうが、冷暖房効率は良くなりるのです。
カーテンを使う2
節約効果:★★★
これは、部屋がかなり大きい場合の節約術です。広い部屋に、天井から吊り下げカーテンを吊るして、仕切れるようにしておきます。エアコンを使う時、カーテンを下ろし半分だけにすると。狭いスペースで効率よく冷暖房することができます。
ミャア先生が一人暮らしをしていた頃は、ベットの置いてあるスペースだけをカーテンで仕切って、冷暖房を使用していました。
扇風機と併用
節約効果:★★★
エアコンを付ける時、一緒に扇風機を付けると部屋全体を一定の温度にすることができます。例えば暖房をつけたとき、暖かい空気は部屋の上のほうに溜まります。そこで扇風機を使って、部屋の滞った空気をかき混ぜてやることで、部屋全体を暖かくすることができます。
扇風機の上手な使い方は扇風機の節約を参照。
設定温度
節約効果:★★★★
エアコンの温度を夏は+1℃、冬は−1℃設定を変えるだけで、電気代は変わってきます。例えば、外気温が31度の時、エアコンの設定を27℃から28℃変えるだけで場合、年間670円の節約になります。どうせ使うなら快適に、という気持ちも分かりますが、過剰な温度設定を避け、ある程度暑さや寒さがしのげる程度に止めておくのが良いでしょう。
電源プラグ抜く
節約効果:★★★
エアコンを使わない時は電源プラグを、コンセントからはずして置きます。こうすると待機電力による無駄な電気代を節約できます。
通常エアコンの電源プラグは高いところについている事が多いので、抜き差しがしにくいと思います。ミャア先生の場合は使わない季節、10月〜6月頃までは必ず抜くようにしています。
室外機に屋根を
節約効果:★★★
エアコンの室外機を直射日光から守りましょう。例えば、屋根などの日除けをつけたり、室外機自体を日陰に設置すると言う方法もあります。直射日光を避けるだけでも、熱の排出の効率がよくなり電気代の節約につながります。 また、屋根をつけると雨風をしのげるので、室外機自体の寿命を伸ばすこともできます。
ただし、屋根などをつける時、一つだけ注意が必要です。室外機のファン部分を囲ってしまうと、熱の排出の妨げとなるので逆効果になってしまうです。
素材は木製の物が、もっとも熱がこもりにくく最適です。日曜大工で作ってみてはいかがでしょう。
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